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閑話休題~「諸君!狂い給え!」
雲



以前から「山縣有朋」の若い頃の名前「山縣狂介」の。
「狂」に興味があった。何故。「狂」なのか。
その所以が山縣の師・吉田松陰の発した言葉からとは知らなかった。
「諸君!狂い給え!」がそれだが。
この場合。狂=クレージーではない。

狂い給え=「常識の壁を打ち破り。己が信じる所を実行しなさい!」
(大よその個人的な解釈です)

松陰門下・高杉晋作は長州が四ヶ国連合艦隊に敗れ。
賠償責任を問われた際に「謎の家老・宍戸刑馬」を名乗り。
あるいは隠遁生活に入ると「西行」を意識し。
東征(打倒・徳川幕府)の意味を示す「東行」を名乗っている。
そうした頻繁に名前を変えることで有名だが。
彼もまた「狂」の字を使用している時期がある。

常識外の事をするのは難しい。
なにより自分自身が不安になる(他人は認めてくれるだろうか?)
その為には「孤独に耐える強さ」が必要になる。

後年。暗殺される大久保利通は。
そういう意味では「狂」の似合う男だったように思う。
武士が武士を捨て新しい国作りをしようとする。
誰もそのvisionが見えない時代。
そんな中で「薩摩人」であることさえ捨て。
国作りをするには「狂」を持ってでしか成しえない。

大久保利通が鹿児島に受け入れられるのは。
1979年・西南戦争100周年において銅像が建てられてからだ。
鹿児島最大の人気者・西郷隆盛の敵役になる存在。
これは止む負えない。大久保も承知していたはずだ。

二人は幼馴染だ。西郷は結果的に(あるいは意図して)
自分が死ぬことで武士という存在を殲滅する。
西郷の死について一番悲しんだのは大久保だろう。
何故なら暗殺された大久保の肌身から「西郷からの手紙」が発見され。
「一蔵どん。ガンバレ。ガンバレ」と書いてあった。

少々話が横道に逸れた。まぁ。それが閑話休題w


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吉田松陰から大久保利通に話が飛んでしまった今回の記事。
まぁ。「狂」がどこから来たのか?「狂」とは何か?
それだけがテーマだったので大久保利通・西郷隆盛の描き方が中途半端になりました。
(書いているうちにふと「大久保利通=狂」と繋がってしまったのです^^;)

大久保を書けば西郷の名を持ち出さないわけにはいきません。
西郷は大久保との関係を指して。こういう意味の事を語っています。
「自分は日本国を壊すのが役目。大久保の仕事は日本国を建て直すことだ」
後に決裂する二人ですが。その間には「阿吽の呼吸」とも呼ぶべきものがあるかのように思えます。

これはけして同じ志を持っていたから生じたものではなく。
幼馴染という環境から育まれた「互いを信頼する心」があった故で。
二人の絆は何があっても崩れなかったのでしょう。
信頼関係という薄っぺらな言葉と違い。血肉を分けたような感覚だったろうかと考えます。


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私も暗殺を画策されるくらいの人物になってみたいです。
私の暗殺を夢の中で図っている者は家内に居るような気もしますがw

大久保利通なんて、名前は知ってるけど全然何をした人なのか・・・西郷さんだって、正直なところ、犬連れて上野駅に立ってる、くらいの知識しかない。
あの犬を「ハチ公」だと思っていた大ばか者は私です、ええwww

でも西行って、ろくでもない坊主だったらしいですよ。
あの「花の元にて春死なん」ばかりが独り歩きしてますが、武士から特権目当てで坊主に鞍替えしたとかいう・・・それで死んでも自分の領地は手放さないほどの強欲な輩だったと読みましたが、ほんとなんだろうか。

小難しいことは、前記事みたいに箇条書きにしてくれるとわかりやすいなぁ(笑)
我が家では毎週末、NHKの「西郷どん」を観ていますが、そこでの大久保利通が頭に浮かびました。
自分は学校で習った薄っぺらい歴史の教科書の内容すら忘れてしまったため、この大河ドラマのストーリーも先が読めないまま観ているのですが、確かに大久保の腹に並々ならぬ燃え滾るものがあるのは感じます。
そして、綺麗ごとだけでは語れないような友情が西郷との間にあること。

底抜けのお人好しのイメージで演じられている西郷と比べ、プライドも欲もあり、陰鬱な人間臭さも感じるのに何故か惹きつけられるような気がするのは、元々の大久保にある「狂」に惹かれているのかな…なんて思いました。
とんがりねずみ さん^^
コメントありがとうございます。

> 私も暗殺を画策されるくらいの人物になってみたいです。

暗殺は嫌だけどhoneytrapは好きです。
welcome!なワタシです。
でもワタシをhoneytrapしても損だけなので。
誰も相手にしてくれません。悔しい脳・・・

大久保利通は西南戦争の頃。東京で万博やってます。
西南戦争はあくまで偶発的に始まったことで。
万博は当初より予定されていました。
日本の産業を海外にアピールするためにも。
是非でも行われねばならなかったのです。
(見てる?コイケ都知事w)
そして無事に大成功のうちに終えています。

結果として余裕がないのに余裕があるように見える。
これほど冷静で有能な政治家はそうそうおりません。
西郷さんは清貧の徒を貫いていますが(それは大久保も同様です)

政治家としてはアカンね。情があり過ぎるんです。
大久保のような「冷徹さ」がないんです。
国家経営は西郷には向いていません。
彼自身も「壊すのが自分の仕事」で。
建てるのは大久保の仕事・役目だと言っています。

西行は北面の武士(都の北の警備を担当=武士のエリートコース)
わけあって僧侶になりますが形だけですよ。
(理由は天皇の奥さんに惚れたため言われています)
なので荘園を手放すなんて以ての外です。一族衆もいますからね。
和歌が好きで桜を多く詠んだことでも有名です。
宮中には結構出入りしていて女官らと遊んでいたようです。
イケメン・頭脳明晰・話がうまい。けっこうモテたらしいですよ。

東行こと高杉晋作も三味線弾いたり都都逸自作してます。
戦うシンガーソングライターですね^^)/
晨 さん^^
コメントありがとうございます。

我が家にはテレビがありません。
なので「西郷どん」は見ません。まぁ。原作がルンルン♪さん。
ルンルン♪さんに薩摩隼人の「チェスト―!」がわかるの?というのが本音です。
あくまで「ドラマ」なので「設定」は自由ですけれど。
大久保利通の視線で明治政府を描いて欲しかったように思います。
(群像劇として明治政府の正と負を描いて欲しいのです)

「西郷」さんは心の振幅が激しい人です。
(実際に男同士で心中して生き残ってしまったBLでもあります^^;)
そしてそれが「カリスマ性」にも繋がっています。
大久保の期待していた「村田新八」がもし西郷側に付いていなかったら。
彼が大久保の後継者として国家を動かす政治家になっていたはずです。
でも西郷の魅力に負けてしまった。まるで磁石のような西郷さん。

大久保と西郷に共通するのは「清貧」であったことです。
伊藤博文=オンナ。山縣有朋=金。岩倉具視=オンナと金w
贅沢三昧の政治家たち。それを軽侮していた西郷さん。
昼飯の際にこれ見よがしに「おむすび」食べるとか。嫌味じゃんw

今の日本に必要なのは大久保さんかな^^)/
忙しい忙しい忙しい忙しい
 まともじゃ出来ないカリキュラム、出来なきゃ政治家続かない。本気で政治やろうとしたら暇なんか何処にもないでしょうなぁ。国会で居眠りこくのが仕事の十把ひとからげ頭数議員には間違っても関係ない話ですが。大久保利通クラスだとほんと寝る間もなかったんじゃなかろうか。特に外港は魔窟です。現在だってアレやコレやアンナノ、コンナノ、もうまともな奴なんかいません。対するこっちも気違ってる位が丁度良いのかもしれません(笑
miss.keyさん^^
コメントありがとうございます。

まぁ。当時は政治体制が不完全ですから。
否応なくトップが動かなければダメだったんですよね~。
だからこそ思い切った政策がとれたと思うんです。

大久保が最強なのは日本の将来の全体像が見え。
冷徹な判断ができ実行力があったからです。
けして情に流されることがない。
それが出来たのは「私心」がなかったこそです。
吉田松陰も「私心」を捨て「公」のために生きました。

伊藤・山縣・岩倉・井上など「私も公も一緒」で。
もうこれは人間としての品格の差だと思います。
(長州には多いなぁw)
高杉晋作も長生きしていればどうなんでしょうね。
「ロック」な生き方をした彼。
短い人生で良かったんじゃないかと思います。
(小倉城を青春の思い出として墜とすw)

長生きばかりが人生じゃないさby高杉晋作^^)/
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