終活~終わりの日を待つために
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「聖体」・コラージュ~煙草フィルム・煙草フィルター・金紙・ピン



近頃。動画サイトで。
ドラマ・三国志(made in China)ばかり見ている。
ご存知のように登場人物も多く長大な物語りでもあり。
最後まで見るのにはなかなか根気がいる。

登場する武将たちの生死をかけた生き様は実に面白く。
(China共産党は大嫌いだが!!)
時間をかけても見る価値は大いにあろうかと思う。

結局のところ長く覇を競った魏・呉・蜀は。
魏の中から生まれた西晋に統一されるわけだが。
その興亡史は何度見ても飽きることはない。

三国志時代=定まらない状態=絶えず運動を繰り返す様。

それは人生の青春時代にも似ており。
流れる水の如く停滞を知らず。春秋に富んでいるから。
面白く思えるのだろう。

さて。

そんな三国志とは何の関係もない「ワタクシ」の人生を。
三国志にアテハメルと既に三国は統一され安定した状態で。
悪く言えば停滞・堕落・下降線と言ったところか?
(人生の秋冬?)

ああ。いずれにしろ人生の晩年には違いない。

そんな時期が来れば。
やはり「自分の終わり方」を考えてしまうのは。
自然の摂理というものか。

そこで常日頃。漠然としか考えていない「終活」を。
客観的に文字化することにより。
頭の中を少しだけ整理してみたいと思う。

終活=人生の終わりのための活動。

まず終活内容を分類してみる。

①準備
遺言(祭儀をどうするか?遺産をどうするか?)

②生前整理
個人的な物品整理及び社会的役割の整理。

③介護
介護状態になることを念頭に備える。

④葬儀
⑤埋葬


①準備
個人的に「自然葬」(樹木葬)を考えているため。
遺言はそれに付随したものになるかと思う。
遺産はないので。その点気は楽かもしれない?w

②生前整理
実はこれが一番厄介なことだ。
というのも長年描きためた「作品」が多数あるため。
これらの始末をどうするのか?
(自分と作品との決着)

未だに捨てきれずに手元に置いているのは。
それだけ愛着があるものばかりで。
はっきり言えば自分で「片付ける」自信がないモノばかり。

なので回収業者に委託して。
他人の手で始末してもらうのが一番良いように思う。
後は書籍・CD・雑貨・食器などの整理。

これは自分でできるが。
断捨離する順番が決め辛いか?
(最後まで残しておくのは食器だろうか?)

それから通帳・印鑑の類の整理。
衣服の整理も必要だな。
なんだかんだでけっこう時間がかかりそうだ。
(基本。整理ヘタw)

③介護
認知症・体の不具合のために。
要介護状態になる恐れもあるので。
これはおいおい考えておかねばならないだろう。
(認知症だけは嫌だな。症例を嫌という程見ているし)

④葬儀
信仰している宗教があるわけでないので。
いわゆる「通夜」「葬儀」はなし!
(死んでから仏教徒になりたくないためw)

限りなく人の世話にならずに葬りたい。

⑤埋葬
火葬→散骨=自然葬。

ざっと調べてみると「葬儀屋」で代行してくれるらしいが。
それに頼らずとも。散骨する土地の所有者の認可があり。
散骨する者がおれば金もあまりかからずできるようだ。

とまぁ。ここまで考えても。
イマイチまだ「死」への実感がないためか。
まだまだ遠い先のように思える。

だが死はいつ何時やってくるかわからない。
心の準備はしておくべきだろう。
取り合えず身辺の整理から始めてみたい。







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アルク~ポタリング・絵画グループ展を見に行く
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空の青さが目にしみる。
6月とは思えぬ好天。

先日知人の絵画グループから。
案内状が来ていたので。クロスバイク「5号機」にて。
ポタリングがてら見に行くことにする。

久し振りの絵画鑑賞。

このグループにはM女史を始め。
懐かしい想い出を持っているヒト達がいる。
心地よい風を感じながら。
会場を目指して自転車を漕ぐ。

30分かけて目的地に着く。

ここは画材店に勤めていた頃から。
度々訪れている場所で。
勝手知ったる他人の我が家みたいなもの。
あえて裏口から入る(裏口のほうが近いからw)

会場に入ると懐かしい白い壁面が目に入る。

壁面を飾る大小の作品。
絵画展の匂い。
ああ。懐かしい感触。

会場の中央を見れば。
後ろ姿の知人M女史が新聞記者?
らしき人物に何やら説明している。

カウンターに置いてある芳名帖に名前をしたためる。
こうして芳名帖に書くのも久し振り。
くねっとした踊るような文字。うん。これが自分の文字だ。

会場は横長の作りで。
中央奥の壁面にはM女史作らしき作品が。
艶やかな色彩を放っている。

M女史が記者と話終えた頃合いを見計らい。
満面の笑みを浮かべ「お久し振りです!」
と日に焼けた禿げ頭を下げる。

一瞬。M女史は誰?というような顔を見せたが。
すぐに記憶が甦ったらしく。
「ようこそ。おいでくださいました」と笑顔になった。

自分もそうであるように。
M女史もずいぶん白髪頭になっていて。
メガネを掛けている。

「メガネかけてましたっけ?」
と思わず尋ねれば。
「そうなのよ~。目の病気でね。今度手術するのよ」

仔細を聴けば白内障だとかで。
おまけに緑内障も患っておられるとのこと。
「それはまたカラフルな目になりましたね」

と冗談交じりに問えば。
「ホント!そうなの。目の焦点があわなくてピンボケするのよ。
だから筆先がちゃんと見えないの」

だからかもしれない。
M女史の作品はコラージュだ。あまり筆の跡が見えない。
「しょうがないわよね。受け入れるしかないものね」

そうなのだ。人は変わっていくものなのだ。

同じ環境・同じ境遇が続くわけがない。
いつかは変わってしまうものだ。
だがM女史に悲壮感はない。ごくごく自然体。

当たり前のこととして受け入れている。
それが昔から彼女の持っている感性を垣間見たようで。
なんだか嬉しくなる。

自分もこの数年でずいぶん境遇が変わったし。
そして同じように心身共に変化が現れた。

M女史は共通の知人であるKさんから。
自分の病気の件を聞いていたらしく。
「体のほうは大丈夫なの?」と心配してくださる。

現状をざっと説明しながら。
「だってもうすぐカンレキなんですよ!
あと少しで!信じられない!」

と。禿げ頭を擦りながら笑いに持って行く。

「そうそう!この秋に市の芸術祭があるでしょ?
今度。それに作品出そうと思っているんです。
まだどこにも発表していない作品があるんですよ。
カンレキ記念ってことで!」

「わ~。それはいいじゃない!
よく覚えておこう。あれって覚えておかないと。
何時の間にか忘れちゃうのよね~」

M女史がはにかみながら興味を示してくださる。

ああ。なんだかタイムスリップして。
まるで今でも絵を描いているような錯覚に陥る。
でも。それもまたいいではないか。

M女史に挨拶していく女性客。
それに応えるM女史。
「じゃ。わたしもこの辺で^^」

と頃合いを見て会場を後にする。

短い時間だったけれど。
ずいぶんたくさんお喋りをした気分。
人と絵の話をするのも久し振り。

カンレキまであと。1週間前の出来事。