古いメモ帖~プロフィールの言葉たち
火の蛾


・雑草に花を見つけて鋏が止まる

・「おはようございます」振り向けば幼い姉弟の走り行く

・眠い頭をザラリと撫でる

・戯言の積み重ねを人生という愚者あり

・生きるに値するモノいつしか消えて

・知らん顔の神様に手を合わせる

・潰れた蜻蛉の翅が揺れる風もないのに

・ほんの少し赤い無花果の青い甘酸っぱさ

・ゼットライトにとまる小さな虫を何気に潰す

・ぼくの苗字にきみの名を入れてみるある日ふと

・半年更新のないブログをまた訪れる元気ですか?

・あるくあるくあるく雨を呼ぶ風に吹かれて

・ぼくはぼくなりにぼくをみつめてきたんだよきみもそうだろう?

・電話の向こうから忘れていた姉の声がする

・ひとりという名の天国と地獄

・散骨したき海と空を眺むる

・主なき畑に彼岸花の咲く



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ワタクシの脳内は可笑しな働きをします。
出来の善し悪しは別として。お話だとか詩だとか。
急に書きたくなることがあるのです。

これをワタクシは「スイッチが入る」と呼んでいます。
そんな珍奇な現象が表れるのは。
かつて妄想のような絵を描いていた名残りなのかもしれません。

近頃では多少その傾向も減ってきたように思いますが。
まだ擦り切れるまでには至っていないようで。
ふ~っと風でも吹いて来るようにして浮かんできます。

そしていつものようにスイッチは切れてしまうのです。






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スケッチ~不思議な光景
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近頃は夜な夜な。
2時間ばかりの散歩をしている。
(夜な夜な・・・どうして悪いimageがあるんだろ?w)

というのも以前に比べ体重が増え。
更に運動不足を痛感していることもあり。
改めてダイエットを決意したのだ!
(何度めですか?@@;)

今の季節の夜の散歩はいい。
涼しい風が吹いてブラブラ歩くのには。
ちょうどいい按配だ。

散歩コースはだいたい決まっており。
およそ4km先の目的地にゴールしてから。
Uターンして家に帰るというパターン。

途中。国道沿いを歩く。
国道沿いには様々な会社・店舗が並んでいる。
中でも多いのが自動社会社だ。

日本のメーカーがほぼ揃っている。
トヨタ・ホンダ・三菱・スズキ・日産・ヒノ。もうちょっと。
足を伸ばせばマツダ・スバルがある。

その間を縫うように点在するのが。
吉野屋・すき家・CoCo壱番屋・マックなどの。
ファースト・フード店。そして居酒屋・パチンコ店などで。
あの「ドン・キホーテ」もデ~ンと構えているw
(熊出没注意ラーメン。未だ絶賛?販売中^^;)

こんな国道沿いの中で。
何とも奇妙なというか不思議な光景がある。
(もっともこれは見方・考え方の問題だけれども)
その光景を正面から見るとはこうなる。

カラオケ倶楽部-墓石店-ゲームセンター


二つの娯楽施設の狭間に。
埋没するように墓石店があるという。
ある意味とてもcynicalな光景。

カラオケ倶楽部はネオンチカチカで。
ゲームセンターの入り口は。
大きなコブラの口を象っていてハデハデ。

その間にポツンと立つ墓石店。

どんなに楽しい・素晴らしい人生でも。
人生は夢幻の如く過ぎ去り。
やがて人はみな墓に入らねばならない。

そんな暗示をしているように見える。

この偶然の配置に。
気付いている人はいるのだろうか?
いるとしたらよほどの暇人か。
夢想家・皮肉屋だろう。

何れにしろ自分はその部類に入る。
だってこの道を通る時に。
思わずニヤリとする人間なんて。

そうそういないだろうw





アルク~初秋の夜をあるく
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エミール・ガレ




午後8時45分。
何とも中途半端な時間に「少し歩こうか?」
などと昨今では珍しく思い立ち。

玄関の扉を開ける。

夜空を見上げれば。
満月に少し足りない明るい月が。
雲間に見え隠れする。

禿げあがった額に霧雨のような。
雨粒が当たる。
でもそれはけして不快ではなく。

穏やかな夜風とともに。
涼しさの演出効果になっていて。
なんだか得をした気分。

細い我が家の前の道を過ぎ。
踏切を渡ると。
ふとある言葉が浮かんでくる。

「枝垂れ桜・枝垂れ梅は何故。垂れているのか?」

なんてことを思い浮かべたのは。
きっと家を出る前に。
「つりしのぶ」の事を考えていたからだろう。

いったい何の意味があって。
上にではなく。
下に向かって枝を伸ばすのか?

ニュートン先生なら何と考えるだろう。
脳内のニュートン先生が答える。
「いやぁ。りんごが落ちるのと同じ原理ですよ」

重力があるから下に向かって・・・

と。ここまで考えてふと前を見れば。
怪しい人影・・・ではなくただのオッサン。
互いに顔を見ることなくすれ違う。

すると背後から自転車をこぐ音がする。
思わず立ち止まり。
自転車が通り過ぎるのを待つ。

おお~~~!!@@;

傘を差して自転車に乗っているじゃないか!!

これは考えるだけでも恐ろしい光景だ。
(この中にどれだけの危険が伴っていると思うんだ!)
夜道・片手操作・少し雨・自転車の仄暗いライト。

あまりにもリスクが多過ぎて。
乗っているヤツの気が知れない。
そうだ。オレも若い頃。

自転車で夜道を走ったことがある。

その結果。
止まっていた大型ダンプカーの後部に激しくぶつかって。
あえなくダウンしてしまった。
あの時の「いったい今何が起こったんだ?感」は。
生涯忘れないだろう・・・・(汗

などと。考えながら歩けば。
其処彼処から。
虫の音が聞こえてくる。

「ボクと結婚してください!」とか。
「浮気ばかりして!!もう離婚よ!!」とか。
「子供たち。少しは静かにせんか!」とか。

わいわい会話してるんだろうか?

などと妄想は果てしなく続き。
気が付いてみると左に。
無人駅のポツンとした明かり。

そして我が家が見えてくる。