12月
セイレーン
     人魚




12月は12カ月ある中で。
もっともイベントの多い月だと思います。
大晦日・クリスマス。
そして赤穂浪士の討ち入り?w

特にクリスマスは日本人の中では。
少数だと思われるChristianのお祝い事ですが。
宗派に関係なく。
すっかり日本に定着した行事となっています。

狐狸庵先生こと故・遠藤周作氏は。
その著書の中で。Christianでない人が。
クリスマスを祝うのはオカシイのではないか?
という問いに対し。

とてもSimpleな言葉で。
「1年に1回ぐらい神様のことを。
 静かに考える日があってもいいのではないでしょうか?」
と答えています。

ずいぶん昔。少しの間Christianだったことがあります。
(もっともその宗派はChristの誕生日はホントは4月ということで。
 表向きには祝い事をしませんでした)

理由がありChristianであることを辞めましたが。
自分が本当に宗教に対して関心を持ったのは。
辞めたその後からでした。

様々な書物を読み漁り。
そこで出会ったのが遠藤周作でした。
彼の小説に出てくる人物の多くは。
何の力も持たず弱くて惨めな境遇にあります。

たかが小説の上のことですが。
これら人物たちは当時最悪の中にいた自分にとって。
「ああ。こんな自分でも生きていてもいいんだ!」
と「自分の存在」を「肯定してくれる存在」でした。

あれから何十年も経ちますが。
未だにこれらの登場人物たちは。
自分の心の中に存在しています。




スポンサーサイト