びわ雑炊~そういう娘を好きになったのだから
桃
なないろ風車:花の降る日

ああいう日々は二度とないだろうと。
未だに苦味を持って時折想い出す。
自分の中には振り返っていい過去と。
振り返ってはいけない過去があり。

それは決定的に。
振り返ってはいけない過去に属するが。
しかし。それを経験しなければ。
次へのステップがなかったわけであり。

やがてプラスになる道へと繋がるのだから。
結果的としてオレの心がズタズタになる状況を。
作り出したのは自分のせいであって。彼女ではない。


「わたしは空が飛べるのよ」
「わたしの前世はイタリアの娘でね・・・」

ある日。彼女は「幽体離脱」の話をオレにした。
掌に金粉が出るとも言った。
確かに掌には輝く物があった。
今想えば。なにかしらそういうことを言っても。
不思議ではない娘ではあったが。

オレには。そういう「備え」がなかったし。
その言動に。どう対処してよいのか。
わからなかったのも事実で。
それから以降。心がズタズタになるまで。
そう時間は掛からなかった。

当時。絵を描く手段のひとつとして。
Automaticな技法?を使うことに興味があった。
それはどんな技法かと言うと。
そう難しいことでもない。ちょうど。雲を見て。

「あれは何かに似ているね?」

と言うことと同じで。
まず水彩紙全体に水を含ませる。
それが乾かないうちに単色の水彩絵の具を。
刷毛で画面全体に薄く塗る。

やがて乾燥した画面には。
ところどころに染みができている。
塗り斑というものだ。

それを見ながら。
あとは目(実際は脳が見ている)に映るものに従って。
線を引いていけば作品ができる。

これはクレー・ダリ・エルンストといった画家も。
よくやっていた技法で多くの画家が行なっている。
そこには画家の「無意識」が如実に出る。

だから「見てはいけない」ものが出る事もあり。
自己コントロールができなければやらないほうがいい。
別に怖くもないのだが。「無意識」は扱い辛い。
自分の中の「檻に入れた野獣のような」存在でもあるからだ。

そして。とにかく。オレはその技法で。
2点ほどの「気に入った作品」を仕上げた。
作品の出来がよく心は弾んでいたが。

それと時を同じくするようにして。
彼女とオレとの間に亀裂が生じ。それは。
互いの心がズタズタになる状況に陥ってしまう。

まったく闇夜の中を歩いているよな気分で。
顔は死んだようになっていったし。心は死んでいた。
周囲もその変わりようには気付いていたと思う。

それからだ。あの2点の「気に入った作品」が。
急に怖くなってしまったのは。
絵を描く部屋に置いていたのだが。どうにも怖い。
なにも怖い絵ではない。
夜中に動き出すとかいう怪談話でもなく。

その部屋に入ろうとすると。足が動かなくなるのだ。
心で拒否しているのが自分でもわかる。
オレはかなり長い間。その部屋に入らなかったと思う。
つまり絵を描けなくなってしまったわけだ。

過去のブログ内において書いたことだが。
やがてクリスチャンになることで。
縛られていた心が解放されるまで。
それは続いた。




2点の作品は現在。人の手にある。
自分の作品には。かなり批判的なオレだが。
今でもいい作品だと思っているし。
「生きている」作品だと思う。

「生きている」作品だったからこそ。あの時。
自分を見ているようで怖かったのだろうか?
たぶん。そうなのだろう。そう考えるしかない。

彼女の存在が。その後の10年間に及ぶ。
「ホントウの創作」(黄金時代)が始ったキッカケに。
なったわけであり・・・そういう娘を好きになったのだから。
これはもう。縁と言うしかなかったのだろう。

今更会ったところで。どうなるわけでもないが。
彼女に会いたい!と言えばウソになるし。
会いたくない!と言ってもウソになる。
それは今でも解決していない心の痛みから。
・・・・・生じる感情だ。

縁があれば・・・・いつかどこかで。
そう言ったのは。あの娘だった。

やがてどこかの街で会うのだろうか。
それともクルマですれ違うのだろうか。
その時はくるのだろうか。
縁はまだ続いているのだろうか。
そう想いながら20年が過ぎた




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「ポカ」が我が家にやって来た
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昨日。「ポカ」が我が家にやってきました。
ポカリスェットじゃございません。
春の陽気のポカでもありません。


ええ。いつものポカです。


昨日。夜勤(21;00~)に備えて。とりあえず。
3時間ほど寝ておくかと思った夕方。
管理者から電話があり。ナンダヨ今頃さぁ。


「あの今日。遅番だったの。ご存知でした?」
「はい?」


あ~~~~~~~~~っ!


走馬灯のようにスケジュール表が頭を駆け巡り。
死ぬ前って。きっとこうなのかもしれないなぁ・・・・。
などとおちゃらけている場合じゃありません。

「体の具合が悪いんじゃないかと思って。
そちらに行ったんですけど。クルマがなかったし・・・」

「すみません。出歩いてまして~」
・・・って夜勤だと思っていたから。
そりゃ。昼間家にいなくても不思議じゃないけど。

オレ。ケイタイ持ってないので。一旦。家を出ると。
連絡の取りようがないんで。管理者も困ったと思います。
ほんとうに申し訳ないことを・・・・・。

後は。受話器の前で平身低頭のみ。
もうね。これしかないんです。他に言葉がない。
圧倒的なポカ。

さっそく職場に電話し。
各スタッフに平身低頭。低頭低頭また低頭。
どうやら代わりのスタッフが入ってくれたらしい。

いつも次の休みまでの勤務を覚えていて。
だいたい4日・5日ぐらいで次の休みだから。

さすがのオレでも覚えているのだけど。
どういう訳か3日前から昨日は夜勤だと。

刷り込み思い込みしておりまして。
ところが。現実は遅番(12:00前~)だったわけで。

ふ~。結局。欠勤ということですね。はい。
まぁねぇ。これでまたまたオレの言うことに。


説得力がなくなった・・・・・・・・・orz


え?もともと説得力がなかった?
そう言って頂けると救われます。非常に嬉しいです。謙虚。

思い込み。ん~~。多いですねぇ。
これがオレなんだからしょうがない。
認めるしかありません。

人間って。思い込みで生きているところもある。
今。生きているのは当然でしょう・・・という思い込み。

でも。それは当然ではなく。たまたま生きているだけで。
たまたまの積み重ねが年齢を重ねるということ。

ですが。

この思い込みに関しては猛烈に反省ですね。
他のスタッフに迷惑をかけたのが痛いです。

ポカポカポカ。う~~ん。
ポカに名前を改めようかしら。

waravino→poka・poka

なんだか。もっとポカしそうで怖い?


パスポート賞味期間切れ
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長年勤めていたところを辞め。
1年間遊んでいる間に。
生まれて初めてパスポートを作ったんです。

パスポート。恰好いいじゃありませんか?
「ちょっとした人」みたいで・・・・。
単なる憧れだけで作ったんですけどね。

まぁ。無職だから時間だけはあるし。
時間のある時に作っておこうと思って。
行く充てもないのに。とりあえず作ったのですが。
ほんとに恰好ばかりになってしまいそうです。

パスポートは2001年5月21日に作ってまして。
有効期限が2011年5月21日となっているので。
あと2年もないんですよねぇ。う~~ん。

グループホームは365日稼動なので。
そうそう長期の休みなど取れるわけもなく。
観光旅行にも興味ないので。尚更ですね。

どこにも行く充てはないんですが。
作った当時は漠然と。インド辺りはどうかいな?
なんて想ってもみたりしたんです。

好きな精神世界の故郷でもあるし。
ガンジス川の朝日・夕日はきれいだろうなと。

ところが。そんな時に思わぬことが起きて。
やっぱり一人暮しで。家を空けるのはまずいかも。
というようなことがあったんですね。それというのも。

家に帰ってみたら。裏の出入り口の窓ガラスが。
割れていたことがあったんですね。こりゃ~。
泥棒でも入ったのかと思ったわけですよ。

でもそれらしい形跡はないし。
よく見ると割れた窓ガラスの下に砕けた瓦が落ちている。

どうやら原因は。この瓦で。
お隣(空家)の古い瓦が落ちてきたらしい。

すぐに補修できたからいいものの。これが旅行中だったらと。
思うと。かなり嫌な感じです。

・・・ってことで。それっきり棚上げになってしまったんですねぇ。
ほんとの旅行好きなら。それでも構わず行くところでしょが・・・。
元来。そういう人間でもないし。

所詮。想像世界の住人なので。
現実のインドに行くことはしなくてもいいんです。
ヨガの行者が書いた本など見て。想像しているほうが楽しい。
現実にインドを訪ねて奇跡を施される機会もないだろうしねぇ。

ということで。パスポートを一度も味わうことなく。
賞味期限切れになりそうで。
どうやら身分証明書代わりに使ったのが。
唯一の見せ場だったみたいです。それも一度だけ。
う~~ん。複雑。




坊主頭に想う
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世の中いろんな人がいて。
なんでまぁ~~。そんなことを?
というようなことはいくらでもある。

その中で。わからないのは育毛です。
髪を増やす努力ですね。

若い男性や女性の場合はわかる。
しかし何故に中年以降の男性がそんなに。
髪を気にするのだろうと。
いつも思っているのだけど。
どうなんだろう?

なんて言えば。
髪の悩みに明け暮れている人から。
「ほっとけ~~!バカヤロウ!」
と怒られそうですから。
先に謝っておきます。すみません。

禿げたら禿げっぱなしでも。
問題ないじゃないの?歳も歳なんだし。
・・・と思うんですがねぇ。
すっきり頭を丸めたほうが。
潔いと思うんですよね。

髪の毛を右から左に。
真中の髪のない部分を。
覆うようにしている人もいて。
風が吹くと落ち武者のようになる。

そういう涙ぐましい努力って。
なんなんでしょうねぇ。
高い育毛剤商品を購入するとか。
カツラや育毛システムを利用するなど。
ネットで見てもたくさんありますねぇ。

坊主にすると楽なんですけどね。
ウォ-キングで汗をかいても。
拭き取りやすいし。

ただ髪がないぶんだけ。直撃ですから。
頭部の怪我だけには気をつけないと。
いけないですけど。ん~~?
そのために育毛してんのかな?

坊主頭にしてから半年ぐらい経ちました。
10年ぐらい前にもしたことがあるので。
10年振りの坊主頭ですかね。

10年前はすぐに坊主頭を止めました。
ちょっと問題があったんですよ。
その時はお客さん商売だったから。
毎日。お客さんと会わなきゃいけない。

それで坊主にした当初。
「なぜ坊主にしたの?」
こればっかり尋ねられたんですよ。

日々入れ代わり立ち代わり。挨拶代わりに。
お客さんは一人じゃないですからねぇ。

それでイチイチ説明しなきゃいけなくて。
もうね。面倒になってしまったんですよねぇ。
苦痛になりますよ。
一日に何回も終わりなく言われるんだから。

それで10年前は止めてしまったのだけど。
ここグループホームだと。
少人数だし。慣れてもらえれば。
同じ質問が飛んでくることも少ないだろうと。
思ったわけです。

案の定。そういう感じで。
最初だけで。まったく問題なし。
ようやく坊主頭に落ち着いたというわけです。

安さが売りの理容院で1470円。
バリカンで0.5mmの坊主頭です。
1日で結構伸びるみたいで。
毎月終わり頃になると。
「髪伸びたなぁ」って。ことになります。

自分で刈ろうと思ったんですが。
きっちり髪の毛を揃えるのも。
難しそうなんでやっていませんが。
そのうち機会があれば自分でやってみようと思います。

知人にも終末期を迎えた頭頂部の持ち主がいますが。
髪のない部分は血流が悪いので赤くなっていますし。
なにより周りに髪があるだけに痛々しい。
はやく坊主頭になればいいのにと。人事ながら。



笑っています^^



失礼しました。




びわ雑炊~びわ雑炊について
初恋
なないろ風車~初恋



時折。タイトルを「びわ雑炊~○○」なんて。
つけたりしていますが。
もちろん「びわ雑炊」は造語です。

今から30年ほど前。イラストを描いていた時に。
なんとなく浮かんできた言葉で。

語感がいいので。
忘れずに覚えていました。

イラストのほうは。
どんなものか忘れてしまったけれど。

オレにしては。
なんだ記憶力いいじゃないか?ですが。
でも。こういうのは珍しいです。
なにせ造語を30年覚えているなんてね。

時々この言葉を何かに使えないか?
と思っていたのでしょう。それで長い期間でも。
記憶していたんだと思います。

それでたまたま。このブログの話題のひとつに。
自分が「坊主頭」になったことを取り上げたことがあって。

オレの「坊主頭」は「びわ」に似ていて。
それは小さな頃に撮った写真と同じような頭の形をしていて。
自分はちっとも変っていないなぁ・・・
・・・という想い出話をのせたんです。

こういったあれやこれやの想い出話は。
例えば色々な材料を寄せ集め。
煮詰めた雑炊のようなものだなぁ。
という想いもあり。

「びわ雑炊~」ってことにしました。

ついでにタイトルの。
1年の春1000年の冬ですが。

1000年の冬の間に1年だけ春があるような状況。
絶望的な中にもひとつぐらい希望の光はあるだろう・・・
・・・・というような意味です。

なんか如何にもですが。
「タイトル」とか付けるの好きなんですよ。
絵の題名を付ける習慣があったからでしょうね。

絵は想像で描くものばかりだったから。
あまり囚われず自由に付けていました。
気に入っている絵の題名を2~3あげると。


「引かれた1本の線」

「我が家の肖像・黄昏5時30分」

「満月満太郎氏の月齢表」


我が家の肖像というのは。
自分の家をモチーフにして。
朝・夕・夜の3部作で作ったものです。

一種のコラージュで。平面に。
フォルム粘土(石粉粘土)で細い線を貼り付け。
家の輪郭を象ったSIMPLEな作品です。

またいずれパソコンが新しくなり。
デジカメ買ったら掲載できると思います。
いつかきっと・・・・う~~ん。いつだろう?