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爺爺崩談~独り言
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「凸凹コンビの日々のこと」さん撮影



長州ながら・わが市は革新系市議が多い・自民党の名がないのである・そんなことを近くにいる県会議員に呟けば「実は2人程・自民党の人いるんですよ・わざと無所属にしているんです(ほら・ここは革新系が多いから^^;)」と応える・ところでと聞く「今の市長の評価・どう思います?」県会議員は2年前(市長選を目指した人物・病気で立候補出来ず)のことがあるから・答えにくい問答だったろう・「教育方針がね・・・あ・でも福祉関係はいいですよ」とも言って相手をリスペクトするのも忘れない・議員は若い頃から吉田松陰に傾倒しており学習塾を経営していた。今はそれを終えているが工事中の学習塾を見ながら問うと「小中学校へ行かなくなった子供たち」を集めて指導する場にすると言う・こんな所は若い頃から少しも変わらない・やっぱり教育の人なんだなと。


ああ・目が悪くなったものだ・自身文字を並べるのはそうでもないが(頭で理解しているので)・他人の文章はサ~っと目を通し・核心が掴めれば・それで良いという考えになった・だから隅から隅まで読まないし・理解不能な所はほぼスルー・「?」と思ったら・コメントを差し上げることもある(もしくは呆れて済ます)「?」な部分をコメントすると・まぁ嫌われますな^^ 怒りのコメント・無視・再来訪ナシ・対応は人其々。「?」が起こるのは記事内容を見ている証拠で・そこに「自分と言う薬品」が各諸氏の記事と「化学反応」を起こしても何ら不思議ではない・穏やかに穏やかに~というのも・どこかむず痒い・「?」を問うのは失礼なことかねぇ・誰も皆一人一人の考えがあって・それはどれも同じではない・人の数ほど考え方はある。あるから「?」が起こるわけだ(当然ながら「?」はワタシにも向けられるわけで・それはそれでお待ちしています^^)


以前チェコを旅し撮ったという「河川に飾られた人形」の写真を掲載「これ河童らしいです」という記事があった・そこで「?」が湧いた・というか仰天した・何故ならそこに写っているのは「緑の軍服を着たモンゴル兵」そのものだったからだ。「?」をブロガーさんに伝えると素直に受け取って頂いた。あの辺りは大ローマ帝国領域であるものの・大帝国モンゴル軍と押し合い圧し合いしたのは確実な場所だし・その言い伝えが歴史を経るに至って・次第に「恐怖のモンゴル兵」が「妖怪」に変化し「河童」になったのだろうと思う・こういうことはよくあることで・赤い顔と鼻の長いお面(天狗)を「ユダヤ人」と説く人もいる・亡き母などは「アレは河童が取った」と畑でキュウリが盗られたのを河童のせいにしていた。「そりゃお前・畑で生臭い匂いがするんじゃけ・河童に決まっちょる」などと言っていたものだ。狸に化かされた話もしていた(地蔵に供えた団子がひとつ無くなっていただけ)


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今回の冒頭写真は「凸凹コンビの日々」さんから許可を得て掲載しております。
長年・ブログをやっていますが・他のブロガーさんの写真を使うのは初めてです。
ワタシが冒頭写真だけにしているのは。
あくまで「accent」としての意味合いがあるためです。
ご覧のように・そのままだと一瞬何が写っているかわからない・ボンヤリしている。
拡大して初めてわかる。そういう点では「accent」になっていないのです。
(そこにaccentの意図が働いていないためです)

自分の撮った写真(アルクカメラ用)を掲載することはありますが。
基本・フリー素材を使用しています。
あるいは某会社の着物の図柄だったり・おもちゃだったり。
海外の会社の広告だったりします。とにかく大事なのはaccent・imageなのです。
このブログが・あくまでも「文章系であるという証」にするためです。
どうしても数が必要な時は文字と写真をリンクさせています。

このブログを文章系と強く拘るのは自分のためなのです。
ワタシは口下手で・頭で整理してから喋らない(れない)。
故に順序よく丁寧に説明できない(まぁ・要するにとろいんですね^^;)
また滑舌が悪いため・話し相手に唾の飛沫を飛ばすなどの。
悪癖があるため・喋りが苦手だったのです。

それで文章化すると話す時のように時間の制約を受けない。
整理しながら説明することができる。
もちろん名文家ではありませんから・比べくもありませんが。
でもね・よく聞いて(見て?)ください。
お喋りも多少は上手になったんですよ(才能開花^^;)
最も女性には勝てませぬが^^




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お話~雪の降る夜に②-2
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イチョウの木が。呆れたように笑う。
クサリの短いブランコに。
雪の落ちた枝を向けて言い放つ。

「あなたねぇ。何も知らない雪だるまさんを。
 そそのかしてはいけませんよ。
 雪だるまさんは。
 今日生まれたばかりで。
 ほんとうに。
 けがれのない心の持ち主なのですから。

 仮にですよ。明日。子供たちが来て。
 雪だるまさんが連れて帰ってくれと。
 言ったとしてですよ。

 もし断わられたら。雪だるまさんは。
 どんなに辛い思いをするでしょうか?

 わたしはそれを思うと。とてもとても。
 あなたのようなことは言えないのですよ。まったく」

クサリの短いブランコと。
クサリの長いブランコが。
イチョウの木に向かって。
一緒に言い返す。

「心配しても始らない。当って砕けろ!」

そこへ野良犬のお爺さんがやってくる。
お爺さんはもうずいぶん長生きをしていて。
この街では有名な野良犬だ。

歯が抜けて。目もよく見えないが。
たいそうな知恵を持っているという噂。

お爺さんは。
ちらっと雪だるまの顔を見る。
片足を上げて。
雪だるまにオシッコをかける。
実に気持ちよさそうな顔。

雪だるまがにらむ。
でもだるまだから。
手も足もでない。

お爺さんは・ふふん。
と笑って。
雪だるまの横に座る。

「わしは昔から。
 子供たちの作った雪だるまを。
 たくさん見てきたよ。つまり。
 おまえさんのご先祖さまということだな。

 子供たちとよく遊んでいたよ。
 誰もが。みんな楽しそうだったなぁ。

 それで。その雪だるまたちは。
 その後どうなったか?日様に溶けて。
 おしまいになったのさ。ははは」

雪だるまは先祖の話を聞いて。
いつの日か自分もそうやって。
溶けてしまう日がくるのかと思うと。
元気がなくなる。

イチョウの木が困った顔をする。

「おじいさん。
 それを言ったらおしまいですよ。
 生まれたばかりの雪だるまさんに。
 それは早すぎる話です。

 わたしだって。
 見てきたから知っていますけど。
 そこまでいうことはないでしょう?」

「なにが早い?
 溶ける日。自分の最後を考えながら生きること。
 これは何より大事なことではないか?

 それを考えながら生きるのと。
 考えずに生きるのとでは。
 ずいぶんと生き方が変わってくるものだ。
 そうではないか?」

イチョウの木が。
困った爺さんだといった顔をする。

「そんな難しいことを。
 考えたところで始まらない。
 ところで・そういうおじいさんこそ。
 どこがどう変ったというのです?
 それが知りたいな。
 見たところ。
 ただのおじいさんだけど」

ブランコたちや雪だるまも。
爺さんの答えを。じっと待つ。

しかし。爺さんは。
それに答えないまま。
くるりと歌でも唄うように尻尾をふりふり。
公園から出て行く。

イチョウは腹を立てる。

「なんだい。えらそうなことをいって。
 答えられないじゃないの。
 おじいさんは口ばかりですね!」

短いブランコと長いブランコは。
イチョウに何も言わず。
わかっていないなぁ・という顔で。
それきり黙ってしまう。

雪だるまは爺さんの。
「お日様に溶けておしまい」
という言葉が忘れられない。

「ぼくは溶ける。いつか溶けてしまうんだ」

仮に子供たちと帰っても。
溶けてしまうことに変わりはない。
でもでも。

と雪だるまは考える。
子供たちとの想い出は消えない。
ず~っとず~っと。ぼくのものだ。

明日。子供たちはここへ来るだろう。
そして今日みたいに。
みんなで楽しく遊ぶだろう。

「そうだ。明日。みんなと遊ぶ。
 それだけを考えればいいんだ!」

そう考えた時。
おじいさんの言った意味が。
わかったような気がする。

雪だるまの顔に笑顔が戻る。

元気になった雪だるまを見て。
短いブランコと長いブランコが。
嬉しそうに体をユサユサ揺らす。

イチョウは眠そうな声で。
おやすみを言い。
静かに枝を下ろす。

そうして。
夜の公園のおしゃべりは止み。
深い眠りに入る。

それまで黙っていた月は。
静かに微笑みながら。
先ほどまでの話しを。
そっとオルゴールの中に仕舞い込む。




お話~雪の降る夜に②-1
星



冬の夜。
月がオルゴールの蓋を開けて。
静かな光を放っている。

光はきらきらと。
まるで楽器を奏でるように。
小さな公園に降り注ぐ。

公園には。
すべり台やシーソーがあり。
マシュマロみたいな。
やわらかい雪でおおわれている。

イチョウの木の下に。
雪だるまがいる。

丸くなりたかったのに。
角張った形をしている。
へんてこな形の雪だるま。

その雪だるまは。
雪を見た子供たちが作ったもので。
目は丸くて黒い石。
鼻は赤い人参を切ったもの。
口は黒い木の棒だ。

でも・そんな楽しげな顔だけれど。
心の中は寂しくてたまらなかった。

なぜなら雪だるまを作った子供たちは。
夕方になって。
家に帰ってしまったからだ。

その時から雪だるまは。
一緒に遊んでいた子供たちのことばかりを思って。
ため息をついている。

星を見ながら・ぼんやりしていると。
雪だるまの上に。
雪のかたまりが落ちてきた。

イチョウの木が。ごめんごめん。と枝を揺らす。
どうやら少しばかり風が吹いて。
枝の雪を払い落としてしまったようだ。

「いやぁ。かんべんしてくださいねぇ」

「気にしないでください。ぼくは。いま。
 それどころじゃないんです」

「おやおや。なにがあったの?
 ばかにしょんぼりして。
 昼は。あんなにはしゃいでいたのに?」

雪だるまは子供たちのことを話す。
そうするとイチョウの木は笑うのを。
我慢しながら。

「子供たちは公園で生まれたわけではありません。
 家に帰るのはあたりまえです。
 子供のことでクヨクヨするのはおやめなさい」

雪だるまはイチョウの木に笑われたので。
泣きそうな顔になる。
それを見たイチョウの木はしまったと思い。
慌てて慰める。

「雪だるまさん。明日になったら。
 かならず。子供たちがやってきて。
 今日みたいに遊んでくれますよ。

 さあ。そんなにしょげないでください。
 今夜はこんなに晴れていて。
 月や星が美しいのですから。もっと。楽しまなくちゃ」

そうして。イチョウの木は。
声高らかに唄い始める。

「こんなきれいな夜に。
 へたな唄は似合いませんわ」

ユラユラ揺れながら。
笑ったのはブランコ。
公園には。
ブランコが並んで二つあり。
ひとつはクサリが短く。
もうひとつはクサリが長い。

イチョウの木を笑ったのは。
クサリの長いブランコで。
イチョウの木と雪だるまの話を。
聞いていたらしく。
自分の考えを聞かせる。

「イチョウの木さん。
 雪だるまさんが。
 悲しんでいるのも無理はないわ。

 考えてもごらんなさい。雪だるまさんは。
 子供たちによって造られたのですよ。
 ということは。
 子供たちが。お母さんということでしょう?

 お母さんが。いなくなったのだから。
 哀しいのは当然ではないですか?

 それに子供というのは乱暴ですけど。
 じつにかわいいものです。
 かわいいおしりと。
 ミルクの匂いのする手でさわられると。
 ほんとうにうれしくなりますもの」

それを聞いたイチョウの木が。
ブランコに言い返す。

「わたしだって。
 そのぐらいのことはわかっております。
 でもねぇ。子供がそんなにかわいいですか?
 わたしは。ちっとも好きじゃない。
 棒で叩くし。オシッコはかけるし」

「ほほほ。かわいいじゃありませんか」

「なにが。かわいいものですか。
 それだけではありません。
 秋がきて。わたしが熟した実を下に落すと。
 くさいくさいといって。ばかにするのです」

「おやおや。それはお気の毒でしたね。
 でも。それはほんとうのことですわ。
 わたしたちも。あの臭いには。
 いつも困っていますからね」

「なんですって!
 あの中には。立派なタネが入っているのです。
 それは美しい緑色の実です。失礼な!」

イチョウの木とブランコの。
言い合いは収まりそうにもない。
それまで黙っていたクサリの短いブランコが。
たまりかねて。ふたりをなだめる。

「まぁまぁ。二人とも落ち着いて。
 今。大事なのは雪だるまくんをなぐさめることだろ。
 ねぇ。雪だるまくん。きみは。ここから出て。
 家に帰った子供のところへ行きたいのだろう?
 一緒にずっといたいのだろう?」

雪だるまは。はい。そうです。と答える。
でも。そんなことが叶うはずはない。

クサリの短いブランコが。
何かを思い出したような明るい声で言う。

「そうだ。明日になれば。
 子供たちがやってくるから。
 その時に連れて帰ってもらえるように。
 頼んでみたらどうだろうか?」

それを聞いた雪だるまの顔が明るくなる。
からだ全体がバラ色に輝いたように見える。





閑話休題~時々思い出すあの人のこと
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真珠湾攻撃・ミッドウェー海戦・マレー沖海戦など主だった戦場に参加。
また広島原爆の翌日訪れ(実は落とされる日に訪れる予定だった)
当地の少女から「仇をとってください」と言われた人物「淵田 美津雄海軍大佐」

ボクが何故・この人物を時折想起するのかというと。
彼が戦後・キリスト教に入信する行動があり。
その動機に至るまでがかなり謎めいているからである。

たぶんUSAの統治下後だと思うのだけど「戦後」がまだ生々しい時代。
彼はUSAへ行き・ユタ州を訪れるのである。
ユタ州にはブリガムヤング大学があり。
その名前は所謂「モルモン教」(現イエスキリスト教会)の。
2代目指導者の名前から付けられたものである。

ユタ州はブリガムヤングら指導者・信者が東部から西部を目指し。
ようやく辿り着いた「約束の地」であり(彼らに言わせれば)
当然・USAの中で最も教会員数が多い州である。
(個人的に調査はしていないが・そう思われる)
まぁ・それはともかく・淵田 氏はある病院を訪れる。

そこで彼が見たものは看護婦から「看護される片足を失った日本人」の姿だった。
彼は看護する女性に様々な話しをする中で。
彼女は「両親がフィリピンで日本軍によりスパイ容疑で殺された」と話すのである。
(戦争中スパイは即処刑OK=国際法)
その様子は淵田氏の過去フィリピンで出くわした現場とそっくりだったのである。

日本軍によって両親が殺されたにも関わらず彼女は日本人を看護している。
そのことに淵田氏は驚愕し。
後に「日本軍に足りなかったのは・このように命を大切にすることだったのだ」
と悟るのだった。

それが切っ掛けとなってキリスト教に入信するのであるが。
どの宗派なのか?そこはどうでもいい。
彼はUSAで宣教師として伝道しながら廻るのである。
(思うに日系USA人が対象だったのかもしれない)

それは日本に居ても同じで。
彼とキリスト教に入信したばかりのUSA人と2人で全国各地で伝道活動を行うのである。
(元海軍時代の仲間から裏切り者扱いされ・刀を振りかざされたと言われる)

ワタシが疑問符を持つのは「これらのことは偶然の出来事なのか?」ということなのである。

余りにも話しが出来過ぎているのである。
どれぐらいの確率で・この看護婦と淵田氏が会うことができただろうか?
およそ誰かが導かねば出会うことはない。
と・観るほうが自然ではあるまいか?
(要するに彼はUSAにより徹底的に過去を調査され・仕組まれたのではないか?)

結果的に彼はプロパガンダとしての役割をしたのではないか?
(占領後・USAは日本人をキリスト教に改宗させようとしたとされる)
というつもりはない・だってそれは彼の信念だったろうから。
ワタシの戯言・妄想などどうでも良い。
ただ・或る時・或る瞬間・彼の行動が突然想い浮かぶのだ。

他人で・しかも過去の人で・彼の膨大な人生の断片に過ぎないことなのに。
(ワタシが少しだけ関わった教会なのも思い出す原因かもしれない)


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※彼の教会では「モルモン経」という書物を「旧約・新約聖書」と同様に聖典として学びます。モルモン経はUSA西部開拓時代・アダム・スミスという人物が神の啓示を受けて書いた聖典です。内容は古代USAの様子や人々の行ない・USAに復活したイエスキリストが現れた際の証言などが。主軸となり物語として語られていきます・ワタシの場合・この書物に実感を得ることがなく。親しめなかった経緯があります・ただし教会は既に200年近くの歴史があり・市民権を得ています。(俗にいう「カルト教団」ではありません)

ワタシは棄教してから改めて真面目に?宗教について興味を持つようになり。インドのヨガ行者の書物・ガンジーの自伝・良寛和尚・キリスト教関連の書物。(小説は遠藤周作)など興味を引くものから吸収していき・そして忘れていきました^^; でもそれらのことを経て「絵画・美術」に目覚めることに繋がったのは事実です。ボクが求めていた「モノ」を手にすることが出来たのは・これらの体験があったからこそです。求めるモノ(物質ではない)は・或る時・或る日突然・目の前に現れます。

 
 


アルク~20分間のアルク
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駐車場に自転車を置いて・街中にある国道沿いの舗道を歩く。
背後でカサコソ小さな音がする。
直ぐに振り返れば白いビニール袋が転がっている。

風に煽られ中身のない「身体」を思いっきり膨らませている。
それがコロコロ転がっているわけだ。
その内・速度が進んでボクと同列になる。

右に居たかと思うと左に寄ったりする様子は。
まるでじゃれつく仔犬のようだ。
なんだか愛しくなってくる自分が可笑しい(変だなぁ)

横断歩道の信号が青くなって渡る頃には。
ビニール袋はかなり背後にいて・じっと固まっている。
その内迷ったように動き出す。

何と事もあろうに横断歩道を渡らず。
突如・別方向から吹いてきた風に煽られて。
左方向の道へと行くではないか。

さよなら・マイフレンド。

さて辿り着いたのは某スーパー。
脳内にあった「買うもの」を手あたり次第に買う。
ところが肝心のモノの名前が出て来ない。

そこで店員に尋ねる。
「粒状になった・・・あのスープみたいな・・・
味の素とか・顆粒状になった・・あの・・・・」
店員は察してくれず・ああ・無念。

こそこそと「現物」を探しやっと見つける。
求めているモノは「出汁」だった。
ああ・出汁を忘れちゃうなんて出し抜かれた気分ですな。

レジで会計をすまし・リュックに詰め込む。

店外に出れば右手にある太陽が眩しい。
あれ・オカシイな・こんなに晴れているのに空が水色じゃない。
青くない空だ・今日は快晴なんだよ。
青の上にグレーを混ぜたような空・何故こうなんだ?
(黄砂のせいかな?・オカシイよ・オカシイよ)

駐車場まで行って・自転車に乗る。

空の事を忘れてふと「古事記」の始めを思い出す。
天照御大神はイザナキ・イザナミの子供の1人(柱)だって思っていたら。
あちゃ~・違うんだよね。
イザナキはイザナミを死に至らせた火の神様の首を切っちゃう。
それでまた数多の神様が産まれるんだけど。

その中には含まれていない。

イザナキ1人で産むんだ。
右目を洗って天照大御神誕生・左目を洗って月読命誕生。
鼻を洗ったら須佐之男命誕生。
神様すご~い。

なんて頭に浮かべながら自転車を漕いで行く。
空を見上げたら・あら不思議・真っ青な空になっている。
さっきのグレーの空は何だったのか?

そうして坂道を登り切れば・我が家へと繋がる道になる。